福利厚生・健康相談
コラム

企業の福利厚生を決定する部署はどの部署でしょうか。
福利厚生は、会社の経費として計上することができるため、「法定福利」と「法定外福利」の2種類があります。

法定福利は、会社の義務でもありますので自動的に決まります。
これは厚生年金保険や健康保険、また介護保険となり、毎月、会社が支給する給与から会社と折半で負担します。
その他、雇用保険や労災保険なども企業側の負担となっている福利厚生のひとつです。

法定外福利は、法律で定められている法定福利に対して、企業側が自社の魅力のひとつとして設定できるのが法定外福利となり、これは、主に経営者、人事決裁者、総務決裁者等が決めていくものと思われます。

最近では、テレワークや高齢化に伴い健康に留意される従業員も多くなってきました。

そのため、健康を意識した福利厚生も人気となっています。

そのひとつに定期健康診断は、毎年一度は受診する義務となっていて、企業に義務付けられています。特に、雇い入れ時の健康診断は、労働安全衛生規則の第43条により当該労働者に対して健康診断を行なうことが定められています。

また雇い入れ時の健康診断は、採用選考とは異なり、企業に義務づけられているものでもありそのため実施費用については事業者に義務が課されています。

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